乳がん検診
- 自覚症状がない方が対象です。
- 自費診療になりますが市町村の助成制度が適応になる場合がございます。
乳がん検診ではマンモグラフィ、超音波検査をおこないます。マンモグラフィ検診が科学的根拠のある検診方法として知られていますが、マンモグラフィでは見つけにくく超音波検査で見つかる乳がんもあります。市町村が補助する乳がん検診ではマンモグラフィ検診が用いられていますが、ご希望の場合は超音波検査を追加することもできます。
乳がん検診で異常が見つかった場合には、当院にて精密検査、経過観察することができます。
乳がん検診質問票
乳がん検診を受診される方はこちらから「乳がん検診質問票」をダウンロードして記入したものを当日ご提出いただけるとスムーズにご案内できます。
※こちらの質問票は乳がん検診専用です。保険診療の方はご使用になれません。
費用
マンモグラフィ+超音波検査 | 10,000円(税込) |
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マンモグラフィ | 7,000円(税込) |
超音波検査 | 6,000円(税込) |
企業検診
大切な職員さまの乳がん検診として企業検診を承っております。
詳細はお問い合わせください。
乳がん検診助成制度
助成制度の詳細については住民票のある市町村にお問い合わせください。
当院で助成制度の対象となる市町村
帯広市、音更町、幕別町、芽室町、本別町、池田町、士幌町、鹿追町、上士幌町、中札内村、豊頃町、陸別町、足寄町、広尾町、新得町、清水町、浦幌町、大樹町、えりも町
対象 | 帯広市在住、40歳以上偶数年齢の女性 |
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検査内容 | 問診、マンモグラフィ 市町村健診受診の方は+3,500円(税込)で超音波検査の追加が可能です。 |
料金 |
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乳がん検診の注意点
次の方は乳がん検診が実施できない場合があります。ご予約時にお電話にてご相談ください。
授乳中の方
乳腺が発達した状態になっており、マンモグラフィでは全体が白く写ってしまうため、正確な診断が困難になります。マンモグラフィは断乳後6ヵ月を目安にお受けください。
超音波検査に関しても、通常よりは精度が落ちる可能性があることをご理解ください。
授乳中は市町村検診を実施できないと定めている自治体もありますので、お住いの市町村にご確認ください。
しこり等の自覚症状がある場合は、授乳中であっても受診(保険診療)をおすすめします。
豊胸術後の方
市町村の助成制度をご利用いただけません。自費での乳がん検診は可能です。
人工物(シャントチューブ、ペースメーカー、ポート等)挿入中の方
検査により破損する可能性もあるため、注意して検査を行います。来院時に必ずお申し出ください。
保険診療
- 自覚症状がある方(しこり、痛み、乳頭からの分泌がある等)
- 人間ドック・検診などで精密検査を受けるように勧められた方
- 他の医療機関からの紹介の方
- 過去に乳腺の疾患にかかったことがある方
乳がん検診のクーポンや市町村の補助制度の対象にはなりません。
検査の流れ
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01問診
- 受付後、待合室にて問診票に必要事項を記入いただきます。
個室の更衣室にて検査着に着替えていただき、検査から診察終了までは専用待合室でお待ちください。
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02マンモグラフィー検査
- 乳房専用のX線装置で乳房を圧迫して撮影します。少ない放射線量で正確に診断するために圧迫が必要です。
撮影時間は、10分程度です。
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03超音波検査
- ゼリーを塗った乳房に超音波を発する機器を当てて、動かしながら画像をチェックします。
乳腺密度の高い人の小さなしこりを見つけやすいという利点があります。
放射線被ばくもなく、妊娠中でも可能な検査です。※超音波検査で乳腺に異常が確認された場合
細胞診や組織診などの生体検査をおこないます。組織診は最新の穿刺吸引式装置を使用します。結果が出るまで1〜2週間かかります。
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04診察
- 保険診療の場合、診察時に検査結果の説明があります。
*乳がん検診の場合、診察はありません。
検診結果は3週間以内に郵送にてお知らせします。
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Q&A
当日持っていくものはなんですか?
保険証とお持ちの方は検診結果、他院からの紹介状、お薬手帳もご持参下さい。
診療時間はどれくらいですか?
受付から会計まで1時間程かかります。混雑具合でお待たせしてしまうこともございます。
予約しないと受診できませんか?
予約がなくても診察は可能ですが、予約の方が優先とさせていただきます。
予約はお電話とインターネットにて承っております。
他院での検診後でも受診できますか?
はい。検診結果をご持参いただければ当院にて精密検査を受けることは可能です。
どのような服装でいけばいいですか?
検査前に上半身のみ検査着に着替えていただくため、上下にわかれた服装ですとスムーズです。
ズボンのお着替えも用意しておりますので、ワンピース等でも安心してお越しください。
生理中でも検査は受けられますか?
検査を受けることはできますが、胸が張って痛みがあると検査が不十分になってしまう可能性があります。生理後のお胸の張りや痛みがない時にお越しいただくことをおすすめします。
マンモグラフィー検査は痛いですか?
マンモグラフィーは乳房を圧迫して撮影するので、個人差はありますが痛みがあります。ご年齢やホルモンの状態によっても痛みの度合いは変わってきます。
不安な方や痛みの強い方には、女性技師がお声がけをしながら、無理のない範囲で撮影を行うことも可能です。受診時に看護師や技師にお気軽にご相談ください。
生理前の症状が強い方は、その時期を避けて受診することをおすすめします。
胸にしこりがあるのですが、検診を受けた方がいいでしょうか?
自覚症状(しこり、ひきつれ、血性分泌など)がある方は検診ではなく乳腺外来(保険診療)を受診して下さい。保険診療となるためクーポンや助成制度は利用できませんが、診察や精密検査をスムーズにおこなうことができます。
ご不明点はお電話でお問い合わせください。